おっさんずドリーム

50代夢見るおっさんの日記

⭐︎片目が見えない その12

オッさんの片目が見えない独り言 12です。

術後「オペは上手く行きました」と言われ無論、安心し家族を始め、先生、スタッフさん、そして会社や仕事関係の皆様に感謝の気持ちで一杯…だったのに、そこは凡人すぐにどこまで見えるようになるのか?痛みはいつ治るのか?と欲と不安にかられ始める。
寝るときはもちろん起きてる間もトイレ以外はうつ伏せ制限。
これ思った以上に苦しかったですね。
オッさんの場合、眠る時の完全うつ伏せは丸、4日間で済みました。それ以降は左向け(左耳を常に枕に付けた状態、うつ伏せ寝よりはかなり楽です)起きている間は出来るだけ座位(座ってる)
術後1週間予定の入院が5日で済んだのは有り難かった。
左向きと座位はかれこれ1ヶ月続きましたが。
結局発症から40日以上会社を休み、療養生活、ほとんど下向きながら湧き上がる煩悩、今後の生活(社会、仕事復帰)への不安との戦い今までの人生の振り返りの繰り返しでした。
その間に父親は他界するし、死ぬまで忘れられない期間となりました。
視力はどこまで回復するのか。またの機会にご報告します。
 

⭐️片目が見えない! その11 網膜剥離術後

オッさんの片目が見えない独り言 11です。

病棟看護師さんがオペ室に迎えに来てくれた。
予定より早く手術が終わった様で送ってくれた方々とは別の方。
 
病棟ベッドに戻り術後の注意点の説明。
 
「とにかくうつ伏せ寝が重要と念を押され、先生によっては網膜剥離の回復は手術半分、うつ伏せ寝半分と言われている」と説明を受けた。
 
特製枕や胸に充てるクッション?の説明書も。
 
「夜の巡回で仰向けで寝ていた場合は申し訳ないですが起こさせて頂きます。
入院中(1週間予定)はずっと、3日目位で慣れますよ」
とも。
 
そうこうしている間に時間的に昼食となり、何を食べたかったのか今では全く記憶にない。
 
術後の疲れと麻酔の為に痛みも少なかったので、うつ伏せ寝でも何でも、休みたくて、そのまま眠ってしまった。
 
1時間位眠っただろうか妻も来てくれた。
 
だんだん麻酔きれてきてズキズキと右下瞼に痛み。小切開とは言えメス入れてるから仕方ない(この時点ではそんな余裕はなく心配でした)
 
こうしてオッさんの術後の闘病生活が始まった。

⭐️片目が見えない! その10 ~網膜剥離オペ

オッさんの片目が見えない独り言 10です。

手術当日、入院中は毎日6:30起床、7:30から朝食、朝食後、看護師さんから手術は11:00位になりそうと教えて頂く。
場合に寄っては夕方と昨日聞いていたので以外に早い😰
 
妻にも午後くらいと伝えていたので、早速連絡、
「間に合わなくても良いので予定通りに気を付けて来て」とメールした。
 
良い歳をして一人じゃ不安も情けない…とは思うものの昨日の
「開けてみないと詳しくは分からない」との主治医の言葉に若干の不安も…
 
まぁ、ここまで来たらまな板の上の鯉と思うしかない。
 
朝食後から11:00まで何していたか余り記憶もない。気が付いたら病棟担当看護師さんに車椅子に乗せられオペ室へ…
 
オペ室の看護師さんと引き継ぎの後、病棟看護師さんに
 
「終わったらお迎えにきますね、頑張って👍くだい」と励まされ、有り難かった。
 
オペ室の看護師さんから
 
「オペ中はくれぐれも動かない様に、何か有ったら手をあげるのもダメで口で声に出して下さいね」と。
 
オペ直前、先生にも同じ事を言われた。
 
点眼麻酔の後、直ぐに強膜に数回注射されているのが分かる。
硝子体の血液抜いているメスの感覚も、
黄斑部を染める薬を入れているのも、
網膜裂孔部にレーザー当てているのも何となく分かる、
チクチク刺される様な痛みはあるが激痛までは無かった様な気がする。
 
ただ身体が強張って途中、顔を動かさないで保つ事が自分の意志では困難になった時があった。
なぜか声も出せず焦ったが、何とか乗り切れた。
 
あくまで感覚だが30分位で概ねオペは終了に向かっていた様に思う。
 
最後の方で目の上でカチカチはさみらしき音がする。
 
どうやらまつ毛をカットしてるみたい。
なぜ今?と思ったが手術前に右眼を動かない様にラップ?テープ?みたいなもので固定される。
 
それを最後にビリーと剥がされるのだがまつ毛を一緒に持って行かれるのを防止する為の様であった。
 
終わるの嬉しい😃けど、テープ除去は正気に戻る感じで普通に痛かった。
 
「オペは上手く行きましたよ」の先生の言葉にますば安堵😀
 
大きな山は越えたのは間違いない。
 
がしかし網膜剥離、硝子体手術の場合、術後まだ暫くは大変でした。修行はつづく…
 

⭐️老親のこと 4

◉今日のオッさんの独り言

本日はオッさんの独り言 老親 4です。

2月に父親の体調や介護老人ホームの件で帰省した事をブログに独り言しました。
 
3月に入り私が網膜剥離で療養中に父親の病状は悪化、3月21日他界。
 
3月初旬にオッさんが発症してからは帰省を先送りするしかなく、
何とか帰省したいと目標としていた21日に旅立ちました。
 
 ごめんね🙏お父さん 最期に逢いに行けなくて。
 
忌野きわには立ち会えなかったものの、
安静を条件に主治医にも承諾を得て通夜、告別式には何とか間に合い参列できました。
 
妻、子供達、姉兄、親類、友人、神主様、葬儀会場、他たくさんの方々お陰で無事に父親を見送る事ができた。
 
自身の病気、父親の他界、母親や父親の兄弟である叔父、叔母の衰えを見てオッさんも自分の残りの人生に対する考えが明らかに変化している…
 

⭐️片目が見えない! その9 網膜剥離

オッさんの片目が見えない独り言 9です。

D大学病院の救急で暫く待って、

検査から2人の先生が検査してくれたが外来での検査機械が使えず
裂孔は確認できたが剥離は明確に確認できないとの事。
 
原因も特定しなければ反対の左眼の危険因子の排除も出来ないからと説明して下さった。
 

結局翌日朝一番に外来予約して、その日は帰宅。

相変わらず右眼は殆ど見えないままで不安な発症から一週間目を迎えようとしていた。
翌日場合によってはそのまま入院、手術もと言う事で準備して受診。
 
詳しい検査後、裂孔から、若干ではあるが剥離に進行していることまでは確認、
剥離がどの程度進行しているかや黄斑部に掛かっているか等は硝子体手術で血液を吸い取って見てみなたと分からないらしい。

 

そして緊急入院、明日手術という事になった。

 
発症から一週間、二転三転したが、やっと診断がついて手術になったことに少し安心。
手術に向かう覚悟が付いた。
 
病室は綺麗で看護師さんも親切なのだが、やはり普段の何でもない日常が如何に有難い事か考えさせられる。
 
入院患者さんは、ほとんどがオッさんより年配の方々であったが同じ病気で苦労されている方も多かった。
 
中には同じ眼の病気を何度もされていたり、片目ずつ患っていらっしゃる方もある。
 
なぜ自分だけ、忙しい日々や、大丈夫だろうと先延ばしして、もっと早くしっかり手当していれば…と後悔されている方も多かった。
 
自分の体は自分が一番に労わらないといけませんね…
 
緊急扱いで入院、手術となった為、明日の何時頃の手術かはまだ未確定。
 
同意書や説明を聞いて、後は明日を待つのみ。手術後は暫く入浴、洗髪は禁止の為、
今日はシャワーに入れる😀 
(術後の制限を思うと、これは嬉しかった)
 
つづく…  

⭐️片目が見えない! その8 網膜剥離

オッさんの片目が見えない独り言 8です。

妻が会社を早退して来てくれていたので
家でC眼科での手術についての不安も色々話してみた。
 
これから他に行くのも面倒だし、
何より妻にまた迷惑掛ける事になる気持ちも強くあった。
 
妻は後悔しないことが大切と言ってくれて
大学病院で網膜剥離手術に実績のある病院を調べてくれた。
 
以前に知人に勧められた病院でもあった事も思い出し、ここで診てもらいたいと感じた。
 
もう一度A先生にD大学病院を紹介頂ける様、妻が連絡してくれた。
 
A先生から「紹介状をFAXしておくので直ぐに向かう様にと」
 
妻に運転してもらい約1時間で到着。
 
外来は既に終わっており救急外来へ。
 
ここからまた長い検査が始まったのだ…
 
つづく。
  

⭐️片目が見えない!その7 網膜剥離

◉オッさんの片目が見えない独り言 7です。

硝子体出血発症からマル5日が経過した休み明け月曜日。
 
正直、も一つ診断、治療方針に納得が言っていないオッさんがいた。
 
「上司からは暫く仕事の事は忘れて、しっかり養生しなさい」
と大変有難いお言葉を頂いており、取り敢えず仕事の事は忘れて早く回復したい一心から最初に受診した掛かりつけのA眼科さんに経過の報告とセカンドオピニオンを求め朝から並んだ。
 
先生に先週火曜日に診て貰ってから、どうしても見え方が心配で翌日(A眼科休診日)他の眼科で網膜裂孔と診断された事、
 
その日のうちにC眼科でレーザー治療を一度受けたことを報告。
 
A先生は再度、視力検査と散瞳してからスリットランプでの診察…
 
「既に網膜剥離に進行している、早急に、一刻も早く手術した方が良い」
との進言。
 
早速C眼科に先生自ら電話をして下さったが
担当医が本日お休みとの事で明日8:30に来て下さいとの事。
 
A先生に経過と紹介状を新たに書いて貰いA眼科を後にした。
 
妻に至急手術と電話していたので眼科を出る頃、妻が会社を早退して来てくれた。
(忙しいのにありがとう!)
 
C眼科は明日、診察しても、直ぐに手術が出来るかどうかも分からず(ベッドの問題)
 
オマケにネットでC眼科HPを見ると
 
網膜剥離の手術は剥がれている網膜を付ける事が目的で視力は大幅に良くはなりません」とある。
 
今思えば硝子体手術と合わせてやらなければ、そうなのかも知れないと分かるが…
不安な患者さんが、これを見て網膜剥離の手術をここで受けようと思うのか??
 
手術方法も今は古いと言われる事も多い強膜バックリング手術…これは素人考えでは何とも言えないことではあるのだが。
 
C眼科、2回しか通っていないが感情的にも、ここで手術を受けたくないと思った。
 
どちらにしても明日まで待てない気持ちの方が強かったのだ。
 
つづく…