【レビュー】映画『愛を積むひと』
◉今回レビューはオッさんの好きな愛のある、愛を考えさせられる映画。
Amazonプライムで観てみた。
一言で…良い作品。
観た後に心が晴れる、軽くなる。
出来れば2回以上観て欲しい作品。
夫婦愛、家族愛、隣人愛、そして最近はどんどん希薄さを感じる社会全体への愛。愛する事の根底にあるべきは『許す』『赦す』ことでは？
初老以降の男性なら多くが感じておられるかも知れない、男は女性に勝てないなぁ〜的コンプレックスを一見、強める内容もある。
元々女性から生まれてるから…自分が親になっても自分ではお腹痛めて人を産んだこと無いから、母は強しとか…
（個人的には子供への愛は決して父親も母親に負けてはいない、男女で愛情表現の違いがあるだけと負け惜しみの様に理解している）
この映画では女性の圧倒的な優しさ、強さ、辛抱強さ、自分を表現する柔軟さ、幸せを求める素直さ、繊細さ、賢さも表現。
それ故に否応なく男性の不器用さ、幼稚さが浮きぼりになっている。しかしこの男女の差を埋められるものはないのだろうか？
結果として埋めるものは物事全てをありのまま一旦受け容れる力。
人や社会を『許す』『赦す』心、無条件の愛の基本にあるものは、これなのでは？と思わせる作品。
この映画においては女性の素晴らしさが強調されていたが
実社会では男女問わず、物事を【許せない！】と声高に発し人を遠ざけ、自分で自分の世間を狭くしていまう人も多い。これが幸せの道を遠ざける。許す力のある人から幸せに近づいていけるんだと思わせてくれる内容。
個人的に星⭐️⭐️⭐️⭐️です。
